3月のライオン(前編)

 2日、火曜日の朝、久々に早起きをして、映画「3月のライオン(前編)」を観てきた。正直映画の出来映えは期待外れで、少々残念な結果となった。

 そもそもコミックが映画化されたので、仕方がないのかもしれないが、随所に目立つ下手な演技・演出も、その要因かと思う。

①「桐山零」と「幸田柾近」との対局開始前の、後方での対局中の指し方ってあり得ない。
②「二階堂晴信」のリムジンや病室での演技が、あまりにも酷い。
③「島田開」と「後藤正宗」との対局で、両者がおやつを食べる場面も臭い。
④「島田開」の地元山形の応援団や、「島田開」が腹に手を添える場面も臭い。
⑤「宗谷冬司」の感想戦終了間際に席を立つ前の一言「惜しかったね。」など、あり得ない。

 演技が下手なのか、演出が下手なのか、また先崎九段が何を監修していたのかは分からないが、とにかく目を覆うような場面が余りにも多すぎた。

 それでも、若い神木隆之介や有村架純に、脇を固める豊川悦司や伊藤英明が熱演しており、映画の出来映えとしては、及第点ギリギリかなと思っている。

 

 

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