藤井聡太 に学ぶ No.0013-075

第67回NHK杯(本戦・1回戦)

主 催:NHK
対局日:平成29(2017)年04月17日

先手▲:千田 翔太 六段
後手△:藤井 聡太 四段

次の一手:pr-0013-075

 図は、△7四銀(63)、▲8四馬(83)、△7二桂打に、▲9五馬(84)と引いた局面。

 ここで、藤井聡太の「次の一手」を改めて考えてみよう。

藤井聡太 Playback next move

正解は、△6五銀(74)

 戦型は、先手千田・後手藤井の角交換腰掛銀の激戦。

 千田が▲5六角打から、藤井に△4一角打(愚形)を強要し、更に馬とと金を作ったところでは、千田ペースと思われた。

 そして、図は、藤井が苦しいながらも、盤上の銀と駒台の桂を使って、千田の馬を8三~9五まで押し戻した局面だ。

 図で、藤井は△6五銀(74)と前に出た。実に味わい深い手だ。その効果は以下のとおり。

➀△1四飛の効きが、9筋まで通った。
②△4一角の効きも、9筋まで通った。
③そして、次に△7六歩や時期をみての△9三香の狙いがある。
④更に、△7二桂や△7三桂が働き出すと藤井全軍躍動となる。

 本譜は、以下▲9二歩打、△7六歩、▲8三と、△9二香で、以降、形勢は藤井に傾く。

 

 なお、対局結果はこちら ☞ 公式戦第0013局