藤井聡太 ”羽生に挑む” ③
羽生vs藤井:年度別/順位戦成績
プロ棋士デビュー(四段昇段)後、4期・4年の順位戦成績について、比較してみた。
注① 羽生の四段昇段は1985年12月18日で、年度別の成績は’86年度以降が対象となる。
注② 藤井の四段昇段は2016年10月01日で、年度別の成績は’17年度以降が対象となる。
昇級回数
4期4年で、羽生が2回、藤井が3回で、昇級回数は藤井が1回多い。
結果として、羽生はB級2組に、藤井はB級1組に昇級している。
勝率
順位戦の勝率を比較すると、羽生が0.900、藤井が0.975となっている。
羽生の実績と藤井の未来
注① 羽生の計は、8期通算で、集計・計算。
羽生は、表のとおり、次の4期4年で、一気に名人にまで駆け上っている。
一方、藤井は、期待どおり、最年少名人となるか、興味は尽きない。
最年少名人の記録は、谷川浩司名人の21歳2か月。
藤井に残された期間は、あと2年。もう、あとがないのだ。