藤井聡太 ”羽生に挑む” ⑧
羽生vs藤井:年度別/棋聖戦成績
プロ棋士デビュー(四段昇段)後、4期・4年の棋聖戦成績について、比較してみた。
但し、羽生のデビュー当時は、棋聖戦が年2回開催のため、当該成績を掲載した。
注① 羽生の四段昇段は1985年12月18日で、年度別の成績は’86年度以降が対象となる。
注② 藤井の四段昇段は2016年10月01日で、年度別の成績は’17年度以降が対象となる。
羽生の成績
羽生は、9期・5年、1次予選までが5回、2次予選までが1回で、挑戦者決定トーナメントには3回進出している。
1次予選での通算成績は19勝04敗で、勝率は0.826。
2次予選での通算成績は02勝01敗で、勝率は0.666となっている。
羽生を以てしても、棋聖には、手が届いていない。
藤井の成績
藤井は、1期目が1次予選で、2期目が2次予選で敗退したが、3期目で棋聖を獲得している。
そして、4期目は、近く初となる防衛戦が開催される。
1次予選での通算成績は09勝01敗で、勝率は0.900。
2次予選での通算成績は04勝01敗で、勝率は0.800。
挑戦者決定T戦での通算成績は04勝00敗で、勝率は1.000となっている。
<補足>
第92期棋聖戦五番勝負第1局(藤井聡太棋聖vs渡辺 明名人)が、6月6日、千葉県の「龍宮城スパホテル三日月」で行われる。