藤井聡太七段、順位戦C級1組、対富岡英作八段戦
本日の予定
おはようございます。本日は、藤井聡太七段、第77期順位戦C級1組第9回戦の対局が行われます。
対局相手は、富岡英作八段です。
対局場所は、関西将棋会館で。
藤井聡太七段のこれまでの成績
第8回戦までの成績は、抜け番が1回ありまして、7勝0敗の成績です。
C級1組からB級2組への昇級者は、2名と定められています。
そして、藤井聡太七段は、現在3番手で、以下のとおり昇級を争っています。
<これまでの昇級争いの状況>
⑥近藤誠也五段7勝0敗(⑲西尾 明六段)
⑦杉本昌隆七段7勝0敗(㉘近藤正和六段)
㉛藤井聡太七段7勝0敗(㉟富岡英作八段)
⑭船江恒平六段6勝1敗(㉑島 朗 九段)
注1:丸中数字は、今期順位戦での順位
注2:括弧内は、本日の対戦相手
対戦相手、富岡英作八段のこと
本日の対戦相手である富岡英作八段の棋士データベースは、以下のとおりです。
<参考:日本将棋連盟HP>
棋士番号 168
生年月日 1964年05月19日(54歳)
出身地 神奈川県横浜市
師 匠 故、大内延介九段
竜王戦 5組(1組:1期)
順位戦 C級1組
棋風については、居飛車党で、特に矢倉戦法を得意として、多く指しているようです。
本日の見所
富岡英作八段は、現在降級点が1つ付いており、今期の順位は35位で、成績は1勝6敗です。
状況としては極めて深刻で、降級のピンチを迎えているのです。
しかし、将棋界では、こういう状況の対局者と当たりますと、結構、危ないものなのです。
しかも、富岡八段は、過去、C級1組で2度も降級点を消している強者です。
そのため、本日は富岡八段の棋士としての生活のかかった頑張りが大きな見所だと思っています。
なお、手番は藤井聡太七段の先手番に決まっていますので、戦型は恐らく、角換わりの将棋になるかと思います。
それでは、両対局者、本日一日、よろしくお願いします。