藤井聡太七段、幻の87勝
先手の勝率
将棋は、一般的に先手が有利と言われ、先手の勝率が僅かではありますが5割を超えているようです。
連盟の記事によると、年間の公式戦集計で、先手の勝率が後手を3%前後、上回わっているようです。
確か10年位前には、後手の勝率が先手を上回ったとき、将棋界ではニュースになったくらいです。
そのため、結果的には、先手に優位性があると考えられます。
藤井七段の勝率
資料室、「藤井聡太 通算全成績」から、先手番と後手番の勝敗を見てみますと・・・。
先手番:43局 39勝04敗(勝率:0.907)
後手番:57局 46勝11敗(勝率:0.807)
勝率の高さには驚愕ですが、藤井聡太七段の勝率も先手が後手を上回り、その例外ではありません。
振り駒が逆なら
藤井聡太七段の勝率は、先手が後手を約1割上回っているので、もし振り駒で先後が逆なら・・・。
先手番:57局 (勝率:0.907) 52勝05敗
後手番:43局 (勝率:0.807) 35勝08敗
つまり振り駒しだいで、87勝13敗(勝率:0.870)もあり得たということなんです。(棋楽)
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