藤井七段は振り駒が弱い?

 

 タイトルに、「藤井七段は振り駒が弱い?」と書いた。

 もちろん、これは間違いで、正しいことではない。

 では、なぜ、そのようなタイトルを書いたのか。

 

対局の手番(先手と後手)

 

 プロの対局では、順位戦のように予め手番が決められている対局がある。

 しかし、それ以外の対局は、対局前の「振り駒」で、手番が決められる。

 

 では、この「振り駒」は、どのように行われるのか。

 プロの対局では、通常、記録係の方がついている。

 この記録係の方が、「振り駒」を行って、手番を決めるのだ。

 

「振り駒」は、ざっと次のような手順で行われる。

①対局者が、盤に駒を並べる。

②記録係の方が、(通常上座の)○○先生の歩を5枚取る。

③記録係の方が、「○○先生の振り歩先でお願いします。」と、宣言する。

④記録係の方が、5枚の歩を両手で、盤側付近に放り投げる。

 

 結果、「歩兵」の数が「と金」の数より多ければ、(上座の)○○先生の「先手」となる。

 逆に、「と金」の数が「歩兵」の数より多ければ、(上座の)○○先生の「後手」となる。

「振り駒」は、ざっと、こんな感じで行われる。

 

 だから、いずれにせよ、手番は、藤井七段の希望や何らかの行為で決まるものではないのだ。

 本題に戻ろう。では、なぜ藤井聡太七段は振り駒が弱いと書いたのか。

 

藤井聡太七段の手番(先手と後手)

 

 先日Upした「藤井聡太七段 記録集」の通算成績の「検索窓」に、「先手」と入力してみた。

 すると、43件が、先手番として、検索表示された。

 公式戦入力データが100件だから、先手番の確率は、「0.430」ということになる。

 

 まだ、データが少ないので、何とも言えないが、本来、手番の確率は「0.500」のはず。

 藤井聡太七段の先手番を引き当てる確率「0.430」は、かなり低い確率なのだ。

 そのため、「藤井聡太七段は、振り駒が弱い?」、というわけだ。

 

 参考資料:

 「藤井聡太七段 記録集」、通算成績

 

 

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