著者プロフィール

谷川浩司九段

棋士N:131
誕生日:昭和37(1962)年04月06日
出身地:兵庫県神戸市
師 匠:若松政和八段
クラス:第81期順位戦 B級2組(16位)

 

 

書籍紹介

藤井聡太はどこまで強くなるのか

書籍、内容紹介

「負ければニュースになる」ほど強い藤井聡太五冠。

 果たして史上最年少名人記録は更新されるのか?

 現記録保持者にして十七世名人である著者が、更なる進化を続ける藤井将棋と、AI研究の深化により過酷さを増す将棋界のいまに迫るとともに、棋士・将棋界にとっての「名人」の意味、名人位を巡る棋士たちの戦い・思いを自らの経験も含めて明かす。

 

第一章/最高峰を極める

 既成概念を覆す強さ、偉大な記録が才能を育てる、名古屋将棋対局場という追い風 etc.

第二章/王道の将棋

 番勝負での圧倒的強さ、読みの速さと深さで「二度負ける」、棋士のピークは二十五歳か etc. 

第三章/過酷な戦い

 長く活躍できるのが名人の条件、ネット中継が将棋を変える、クラスによって変わる戦い方 etc.    

第四章 /「打倒藤井」戦略

 王道に勝つための戦い方、藤井さんが強いから勝てた、若手ホープの追い上げ etc.

第五章/史上最年少名人への道

 弱かったら負けたらいいんや、中原先生との挑戦者決定戦、弱い名人から並の名人に etc.

第六章/巨星の軌跡

 木村義雄名人宅への訪問、大山康晴という巨大山脈、羽生世代という大きな塊 etc.
 
第七章/最前線の攻防

 将棋が面白くなっている、すべての駒が守り駒と攻め駒になる、終わりのないAI研究合戦 etc.

 

刊行記念、単独インタビュー

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出典:中日新聞 東京新聞 将棋【公式】、令和05年02月02日

 

著書発刊に合わせての、インタビュー

YouTube

出典:囲碁将棋TV -朝日新聞社-、令和05年02月18日

 

谷川十七世名人から、藤井竜王への贈る言葉

出典:神戸新聞社(kobedigital)、令和05年02月23日

 

 

書籍、登録情報

出版社‏:講談社(発売日:2023/01/20)
形 態:新書 (寸 法:11.3 x 1.3 x 17.3 cm)
頁 数:224ページ
ISBN-10:4065310407/ISBN-13:978-4065310403

 

 

藤井聡太論 将棋の未来

書籍、内容紹介

 「天才は天才を知る」。レジェンドが迫る巨大な才能の秘密。AIの登場以降、大きく変貌する将棋界。そこに現れた若き天才・藤井聡太。

 14歳2ヵ月・史上最年少のプロデビュー後、衝撃の29連勝から始まり、史上最年少でのタイトル獲得など、次々と記録を塗り替えていく彼のすごさとは? 人間はどこまで強くなるのか?

 その謎を、史上最年少名人位獲得の記録を持つレジェンドが、自らの経験を交えながら、さまざまな角度から解き明かすとともに、多士済々の頭脳集団が切磋琢磨し、進化しつづける将棋の魅力を伝える。

 

第一章/進化する藤井将棋

 ケタ外れの「頭の体力」・棋士も経験する「ゾーン」状態・時間配分をコントロールする etc.

第二章/最強棋士の風景

 谷川・羽生の両方を持っている・トップ棋士の研究量・シビアな勝負師に徹して etc.

第三章/不動のメンタル

 負けん気と平常心の両立・記録ではなく、強くなること・最年少名人記録は破られるか etc.

第四章 「将棋の神様」の加護

 羽生世代が起こした序盤革命・苦手意識をどう克服するか・恐ろしいほどの強運 etc.

第五章 /「面白い将棋」の秘密

 勝った相手に楽をさせない・将棋は学業にも役に立つ・盤面をイメージせず読む・強さの源泉は詰将棋にあり etc.

第六章/AI革命を生きる棋士

 人間と異なる形勢判断・強さとAIは関係ない・自分で考えなければ強くなれない・一局で一手研究が進む時代・五十代の戦い方 etc.

第七章/混沌の令和将棋

 堅さよりもバランス重視・トップ棋士に求められる受けの力・美学に反した手を見直す etc.

 

刊行記念、特別インタビュー

YouTube

出典:中日新聞 東京新聞 将棋【公式】、令和03年06月11日

 

 

書籍、登録情報

出版社‏:講談社(発売日:2021/05/21)
形 態:新書 (寸 法:10.5 x 1.4 x 17.5 cm)
頁 数:224ページ
ISBN-10:4065240832/ISBN-13:978-4065240830

 

 

中学生棋士

書籍、内容紹介

藤井聡太、羽生善治、加藤一二三

…「早熟な天才」の謎に迫る

 

第一章 最年少の新星・藤井聡太

・藤井四段の自宅を訪ねる
・盤に覆いかぶさった少年
・両親は将棋を知らなかった
・将棋のプロになるには
・抜群の勝負強さ
・語彙力豊かな藤井発言
・豊富な読書量
・得意科目、苦手科目
・進学か将棋に専念か
・シンギュラリティと藤井四段

第二章 藤井将棋の強さと凄み

・強さの源となった詰将棋
・デビュー後の幸運
・順位戦という制度
・内容もすぐれた藤井将棋
・角と桂馬を使い方がうまい
・将棋ソフトをめぐるジレンマ
・藤井四段はソフトを活用

第三章 将棋の才能とは何か

・周囲の人々の奇跡的な連携
・中学生棋士に天才の家系はいない
・何歳で将棋を始めるのがよいか
・モンテッソーリ教育
・よい指導法とは/好きなこと、得意なことを
・将棋か東大か
・子供の向き不向き
・才能を社会に還元

第四章 自分が中学生棋士だったころ

・史上二人目の中学生棋士・谷川浩司
・住職だった父の教え
・兄の存在と負けず嫌い
・成功体験が才能を伸ばした
・奨励会に入会
・早くから詰将棋作り
・阪田三吉と将棋のイメージ

第五章 中学生棋士たちの群像
   ―羽生善治、渡辺明、加藤一二三

史上三人目の中学生棋士・羽生善治

・局面を複雑にする羽生将棋
・抜きんでた好奇心の強さ
・ギアチェンジのうまさ
・個性のないことの独特さ
・羽生善治の弱点は?
・勝負師、芸術家、研究者
・羽生さんと私

史上四人目の中学生棋士・渡辺明

・目立つ合理主義
・渡辺さんの一貫した発言
・羽生さんの永世七冠阻止

中学生棋士第一号・加藤一二三

・揺るがない信念の人
・序盤から大長考
・ひふみんアイ
・元祖将棋めし
・藤井四段デビュー戦の相手に

 

 

書籍、登録情報

出版社‏:KADOKAWA(発売日:2017/09/08)
形 態:新書    (寸 法:10.9 x 1.1 x 17.3 cm)
頁 数:224ページ
ISBN-10:4040821742/ISBN-13:978-4040821740